EyeKO.Drw サポートページ
Q1、点入力(OPパラ、VARパラ)にて、近傍点を勝手にヒットするのが使いづらい
A、要素が込み入った場所で特に、使いづらいとの要望がありましたので、EF/2互換モードを追加しました。(2004.9.21)
[EF/2互換モードの切り替え方法]
点指示Menu/バリアント指示の「自動」をクリックします。タイトル部の色が変化し、EF/2互換モードになったことを知らせます。
もう一度クリックすると、Eyekoモードに戻ります。
[EF/2互換モード]
要素端点のみヒットします。
コントロールキーを押下しながらのプリハイライト時は、直線の場合は中点、その他の場合は特異点をヒットします。
コントロールキー押下時、要素が近傍に無い場合は、グリッド点をヒットします。
[その他]
プログラム終了時の状態を覚えているので、次回起動時は、前回のモードにて起動します。
EF/2互換モードでは、
バリアント指示の時、要素指示ができないため、機能が大幅に制限されます。
指示メニューが表示されている時は、いつでもモードを切り替えられますので、必要に応じて使い分けて下さい。
Q2、点入力中(OPパラ、VARパラ)にキーボードから数値を入れると振る舞いがおかしい。
A、プリハイライトの状態に応じて、数値の解釈が異なるため、分かりにくいと思われます。
プリハイライトにて点が指定されている状態で、キーボードから、長さ、座標、極座標を入力することで延長点、増分点が指定できます。
プリハイライト点が画面点の場合のみ、入力座標系を原点とする座標値として解釈されます。
Q3、入力中(OPパラ、VARパラ)にESCメニューで特異点を選択した時、振る舞いがおかしい。
A、ESCメニュー表示時のプリハイライト要素の有無にて、振る舞いが変わるため、上記質問と同様で分かりにくいと思われます。
[ESC押下時プリハイライト要素無し]
従来のEF/2と同じで、ESCメニューでコマンドを選択し、パラメータを入力します。
[ESC押下時プリハイライト要素あり]
プリハイライト要素が、コマンドのパラメータとして解釈されます。
例えば、特異点の場合、特異点を求めたい要素近傍にマウスカーソルを置き(プリハイライト状態)、ESC押下特異点選択で、
その要素の特異点が求まります。
従来より1つ少ない操作で処理が行えますので、慣れると便利かと思います。
Q4、パラメータにコントロール(チェックボックス、コンボボックス等)が付加されている場合、パラメータホールドができないため使いづらい。
A、EyeKO.Drwでは、パラメータリストに、コントロールを付加できるようになりました。
コントロールのメリットとしては、
1,毎回同じ値を入力する必要がない。
2,入力した値を確認することができる。
デメリットとしては、
1,コントロールの値を変化させて再実行したい時、パラメータホールドができないので、
最初からパラメータを全部入力する必要がある。→ 実は、F5キーで再実行できる。
2,値を頻繁に変える場合、面倒。
があります。パラメータホールドの件は、再実行機能にて補うことができます。
値を頻繁に変えるパラメータがコントロールになっている場合は、コントロールを使用を見直したいと思います。
[再実行機能について]
パラメータホールドが可能な状態(現在選択しているコマンドを一度実行済みの場合)にて、
コントロールの値を変化させF5キーを押下することで、そのコマンドが再実行されます。
<例1>
チェックボックスの値だけ変化させてF5(再実行)
/要素/領域/ハッチング/にてコマンド実行後、□重なる部分も処理する、にチェックが入っていなかったので、
Undo(Ctrl-Z)し、F5を押下
<例2>
第1パラメータだけ入力しF5(再実行)を押下することで、第1パラメータをホールドしたのと同じ効果
/要素/領域/ハッチング/にてコマンド実行後、同一条件にて、別の要素にも連続してハッチングをかけたいので、
別要素を選択し、第2パラメータ入力状態で、F5を押下
Q5、ネットワークケーブルを外すと、EyeKO.Drw起動時、警告メッセージが表示される
A、EyeKO.drw起動時、ネットワーク環境が変化すると、警告メッセージが表示されることが、あります。
その場合は、次のファイルをダウンロードし、ダブルクリックしてください。
ネットワークが利用できる状態で、EyeKO.drwを起動し、正常実行後は、ネットワークケーブルをはずしても問題なく起動するはずです。