図面ファイルの個別保存履歴
■概要
従来ファイルを上書き保存すると、zzzzzzzz.drwというファイルが作成され、保存前の内容を保持していました。
この方式ですと、フォルダーに1つしか履歴を残せないと言う問題点がありました。
今回の改良では、ファイル名+zNN.drw という連番で保存履歴を残していき、図面ファイル毎に指定世代数分の保存履歴が残せます。
■設定方法
システム・設定・iniコマンドにて、次のフラグを指定します。
gUseTrash:
= n; [個数]
・ファイルを上書き時、n個のバックアップファイルを作成します。
(xxx.drw.z00 - xxx.drw.znn )
・nn は最大99です。
・ 0で、従来の zzzzzzzz.drwを作成します。
・ -1を指定すると、上書きされるファイルをゴミ箱に移動します。
(保存先がネットワークドライブだと動作しない)
・ディスク容量が増えるのと、エクプローラでみると余分な履歴ファイルが大量に表示されます。
(Eyekoの図面ダイヤログでは表示されません)
・デスクトップに置かれた図面を更新していくと、図面上書き毎に、バックアップファイルが作成されるので要注意です。
■その他
ちょっとした点ですが、図面検索ダイヤログにて,ファイル名の後に ‘.*’ と打ち込むと、その図面ファイルの履歴一覧が表示されます。